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もはや説明不要ですね。【書評】火花 – 又吉直樹

time 2015/08/08

もはや説明不要ですね。【書評】火花 – 又吉直樹

こんなに売れてる本をタイムリーに読むのは初めてです。

普段小説はあまり読まないのですが、さすがにこれだけ騒がれてるとちょっと「どんなもんなんかな・・」と気になってしまい読んでみました。

芥川賞受賞に相応しいのかどうかは分かりませんが、読んだ感想としてはとても面白かったです。

読んでいてまず連想させられたのは又吉さん本人も好きで影響を受けたという町田康。

何をするか分からない危うさを持つ「神谷」は「熊太郎」と、「あほんだら」は「あかんやないか」とオーバーラップした。(私の一番好きな小説、町田康著「告白」より)

予想通りのデカダン(堕落の美学)的なもの、人間のぐだぐだ加減について書かれている感じですが、話の内容云々というよりもまず驚かされたのはことばの表現力。

残滓を煌めかせながら時間をかけて消えた

だなんて表現なかなか出てこないですよね。
(少なくとも僕の引き出しにはありません)

本当に文学が好きで、たくさん本を読んできたのが伝わり感心させられました。

最後で「そういう落とし方しちゃうのかー」と少しだけがっかりした感はありますが、もう一度読みたいくらい面白かったです。
(落とし方のおかげで読後感はあんまりよくないです。苦笑い4つほど)

芸人さんということで色々な見方されるでしょうけど私が読む限りこの本に書かれているのはとても「純粋なことば」だと感じました。

「純粋なこころ」で読んであげるべきだと思います。

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kj

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読書,マラソン,サッカー,音楽を愛する2児のパパです

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