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【書評】入門 考える技術・書く技術 日本人のロジカルシンキング実践法 -山崎康司-

time 2015/10/03

【書評】入門 考える技術・書く技術 日本人のロジカルシンキング実践法 -山崎康司-

本書はバーバラ・ミント女史の名著「考える技術・書く技術―問題解決力を伸ばすピラミッド原則」の入門編です。

入門編ということで、とても分かり易くポイントを絞って纏められています。
誰でもそれほど時間をかけずに読み切ることが出来るでしょう(これ凄く大事)。

また、本書が素晴らしいのは、サブタイトルにも”日本人の”とありますが日本語特有の問題をふまえた上で「日本人による日本人の為の実践ガイド」に徹して書かれているところです。
日本語は主語が無くても通じてしまったり、英語などと比べてとても特殊なんです。

サラリーマンの人はTOEICなど英語を学習しないといけないという先入観があると思いますが、まずは母国語である日本語で論理的に話したり書いたり出来るようになることの方が大事、ということに気づきました。
それから論理思考・ロジカルシンキングに関する本を読み漁ってるのですが、論理思考に関する本で、これほどストンと腹に落ちた本も珍しいです。

もっと早く読むべきでした。

OPQ分析(考える)

ビジネス文書に的を絞ったシンプルな「読み手分析」の方法

O:Object(望ましい状況)
P:Problem(問題、すなわち現状とObjectiveとのギャップ)
Q:Question(読み手の疑問)
A:Answer(答え/文書の主メッセージ)

というように分析して読み手の疑問を明確にする。
OPQ分析を用いて読み手の疑問が具体的になれば、答えも具体的になる。

ピラミッドを作る(考える)

ピラミッドを作って、メッセージの構造を明らかにする。
ピラミッド型に組み立てたメッセージ構造は、レポートであれ、ビジネス文書であれ、そっくりそのまま文書構造になる。

文書で表現する(書く)

ピラミッド型のメッセージ構成を崩さず、そのまま構造が見えるよう文書で表現する。
1段落1メッセージが基本
「しりてが接続詞」は使用禁止、「ロジカル接続詞」を使う。
しりてが接続詞:単に2つの文をつなぐ
ロジカル接続詞:文をつなぐだけでなく論理的な関係を明らかにする

×「この部署は若者がおらず、元気がない」(しりてが接続詞)
○「この部署は若者がいないために、元気がない」(ロジカル接続詞)

 

本書のタイトルが「考える技術」「書く技術」と分かれている理由が分かりました。

①まずOPQ分析、ピラミッドを用いて”考える
②そして、①で分析して纏めた内容を元に”書く

このようにプロセスを分けることが重要で、私のようにブログを書きながら考えるなんてもってのほかだったんですね。
それが分かっただけでも大きな収穫です。

ビジネス・ライティングの基本は考えるプロセスにあります。ライティングの上達はレポートを書いた回数にひれいするのではなく、「考えるプロセス」をどれだけこなしたかに比例します。

ただやみくもに書くばっかりじゃダメなんですね。
重要なのは「考えるプロセス」で、何故自分が書けないのか思い知らされました。

まずこの入門編をしっかり読んで身につけてから、「考える技術・書く技術―問題解決力を伸ばすピラミッド原則」の方へ移りたいと思います。

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kj

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読書,マラソン,サッカー,音楽を愛する2児のパパです

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