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【読書】ドラッカー流 最強の勉強法 – 中野明 –

time 2015/12/23

【読書】ドラッカー流 最強の勉強法  – 中野明 –

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ドラッカー流 最強の勉強法 – 中野明 –

概要

「経営の神様」「マネジメントの父」と称されるピーター・ドラッ カーは、晩年に至るまで、経営のみならず社会のあらゆる事象に ついて、未来を予見するような優れた洞察の書を遺(のこ)した。 ドラッカーは、どのようにして豊富な知識・教養を身につけ、 常に著作を発表しつづけることができたのか? その「生涯使 える知的生産の技術」は誰しもが気になるところだろう。 本書は、遺された著作から、そうしたドラッカーの知的生産 手法を集め、現代に通用する「勉強法」としてまとめたもので ある。「3カ月と3カ年勉強法」「フィードバック分析」など、 ドラッカー自身が実践した方法をわかりやすく解説する。

(Amazonより引用)

ポイント

ドラッカーが予言した「知識社会」

知識社会とは、知識が「資本と労働をさしおいて、最大の生産要素」となった社会を指す。
もう少し平たく言うと、知識が最も重要な生産手段となる社会、これが知識社会である。
そして、この最も重要な生産手段である知識を有する人々のことを、ドラッカーは「知識労働者」と呼んだ。

勉強テーマはこうして決める

勉強テーマ設定の3基準(1) -強み
「比較優位=強み」に焦点を合わせるということは、成果の上がる組織を構築するために不可欠なのだ。
いや、組織ばかりか、成果の上がる国を作るでも重視すべき事柄なのである。

以上からわかるのは、部下のアラばかりを探して非難する上司は、この理屈をまったく理解していないということだ。
上司がすべきなのは、部下の弱点には目をつむり、部下の強みを理解して、それをいかに組み合わせるかに焦点を合わせることなのである。
では、この強みと勉強テーマがどのように関係するのか。

もうおわかりだと思う。
強みの重要性を認識するということから、自分の強みに焦点を合わせて勉強テーマを設定せよ、という結論が導き出せる。

勉強テーマ設定の3基準(2) -機会
その勉強テーマは将来の機会にジャストミートするのかを問え、ということだ。

勉強テーマ設定の3基準(3) -価値観
もうひとつ、「それは面白いか」を問わなければならない。
すなわち、そのテーマが自分にとって心から楽しめるものか、言い換えると自分の価値観に合致しているのか、この点を問うということである。

「強み」「機会」にこの「価値観」が加わることで「勉強テーマ設定の3基準」が成立する。
そして、この3基準の中で、最も重視すべきなのが実は価値観なのである。

テーマに飽きてきたら

最初はあれほど面白いと思っていた勉強テーマがつまらなくなることもある。
こうなってしまったらどうすべきだろうか。放棄すべきか、意地でもやり通すか。

いずれを選択すべきだろうか。

二者択一に迷ったならいい方法がある。
まだその勉強テーマについて手を付けていないと仮定する。
その上で、今からでもその勉強テーマを採用するかどうかを自問自答してみるのである。

勉強成果のフィードバック

勉強意欲を維持するために勉強成果のフィードバック分析を行う。

フィードバック分析のチェックリスト
・半年間でやった優れた仕事は何か
・一所懸命やった仕事は何か
・お粗末な仕事や失敗した仕事は何か

これらの検討結果に基づき、次週の計画を調整する。
・集中すべきことは何か
・改善すべきことは何か
・勉強すべきことは何か

フィードバック分析のメリット

自分の強みと弱みをしっかり把握できる効果がある。

自分の強みと弱みをより適切に理解できると、ここで得た結果は次の新たな目標を立てる際の有力な情報になる。
つまり、強みに集中し、強みを強化する勉強テーマを立てられる、というわけだ。
加えて、弱みが明らかになることで、行うべきでない勉強もはっきりする。

目標をマネジメントせよ

①対象とする領域を明らかにする
②その領域での具体的な目標を明らかにする
③目標達成のための行動計画を立てる
④計画を念頭に実行する
⑤目標と結果を比較検討し、次の行動にフィードバックする

これがドラッカーが実践した目標管理の基本手順だ。
この基本手順は、われわれの勉強テーマにも適用できる。

ここでは便宜上次のような例を掲げておきたい。

テーマ  ・・・行動経済学
開始日  ・・・2010年8月1日
終了予定日・・・2010年10月31日
目標   ・・・行動経済学の概要をひととおり理解する
期待成果 ・・・20〜30ページ程度のプレゼン資料に概要をとりまとめる
学習方法 ・・・関連書籍による
特別報酬 ・・・iPad(満足のいく成果をアウトプットできた場合のみ)

ここまでしっかり記述すれば、もはや言い訳はできないだろう。

梅棹式「発見の手帳」で半アウトプットを集める

民俗学者梅棹忠夫氏のロングセラーに『知的生産の技術』という著書がある。
(中略)
この中の第1章「発見の手帳」で梅棹さんは、ご自身の手帳の使い方について述べている。
(中略)
ただし、梅棹さんが強調するのは、手帳を持つということではなく、そこに記録する内容についてである。
その内容とは、何日何時に誰それと会合、といった雑事を書き込むのではなく、毎日の暮らしの中での「発見」を記すというものだ。

発見とは、「これはおもしろいと思った現象」であったり、「自分の着想」であったりする。その発見を短い単語やフレーズで書くのではなく、「ちゃんとした文章で書く」というものだ。いわば半アウトプットの蓄積だ。

そして梅棹さんは、手帳が持つ性格から、これを「発見の手帳」と名づけたという。

感想

なんとも戦闘力が高そうなタイトルである。

一見もの凄い勉強法が書かれてあるかのように思えるが、書かれてあることは一度は聞いたことがあるようなことばかり。

「目標をマネジメントせよ」
「時間をマネジメントせよ」
「徹底的にインプットせよ」
「勉強の成果はアウトプットで決まる」

勉強のテーマはまずは”価値観”を優先せよ、と。
価値観とは「情熱をもって取り組めるものは何か」ということである。

そういう視点で勉強するテーマを決めたことがなかったので一度そこから考え直してみよう。

しっかりと目標・計画を管理して、やったことを振り返る。そして次に活かす。
要するにPDCAサイクルをちゃんと回そう、ということだ。

中途半端な勉強が一番の時間の無駄、やるなら徹底的に。

<再読レベル>
★★★★

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読書,マラソン,サッカー,音楽を愛する2児のパパです

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