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【読書】書きたいのに書けない人のための文章教室 – 清水良典 –

time 2016/01/07

【読書】書きたいのに書けない人のための文章教室 – 清水良典 –

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概要

「書けない」悩み、解決します!「書くことがみつからない」「どう書けばいいか分からない」「文章がまとまらない」…そんなあなたに、「自分らしい文章」を書く歓びをガイドする、大人のための文章入門!
活字離れといわれながら、「書きたい」人は減りません。仕事をリタイアし、家事から手が離れて自分の時間を手に入れ、「これからは、自分も文章を書いてみたい」と願う人も多いでしょう。ところが、書きたい気持ちは満々なのに、いざ書こうとすると思ったように書けない、という壁にぶつかる人が少なくありません。
本書は、評論家として活躍する一方、30年来大学やカルチャースクールで文章講座を続けてきた著者が、主に自分と同世代の「書きたいのに、書けない」文章初心者に贈る文章入門。「書けない理由」を解きほぐし、誰もが自分らしい文章を書けるようになるための、6段階のレッスンをまとめました。わかりやすく魅力的な文例を参照しながら、「自分らしい文章」を書くコツと歓びを伝える、大人のための文章講座です。

(Amazonより引用)

ポイント

何のために書くのか -はじめに- より

あなたはなぜ文章を書きたいのでしょうか?
書きたい動機は人それぞれでしょうが、本書では文章を書く目的を、わたしなりにはっきり示しました。
それは、あなた自身を文章によってつくることです。
文章は自己表現だとよくいわれます。でもわたしは、書かれることによってはじめて生まれる「自己」があると思います。

文章を書くということは、とりもなおさず自分という人間を見つけなおし、言葉によってつくりなおすことです。
書くことは、「新しい自分をつくる」こと。
これが、文章を書くことの本当の意味です。

「My名文」を書き写そう

文章を「書けない」原因はいろいろ考えられますが、その一つは、自分がどういう文章を書きたいのかというスタイルが定まっていないことです。
書きたいことがあっても、モデルがないと、どう書いたらよいのか分からないのです。
だから見本にしたい文章のモデルを集めていけば、自分がどんな文章が好きなのかが分かってきます。

だから見本にしたい文章のモデルを集めていけば、自分がどんな文章が好きなのかが分かってきます。
(中略)
読んだ本や文章からお気に入りの部分を抜き出して、ノートに書き写す。

「気になる言葉」を集めよう

「My名文」を書き写している際に、その文章のなかから、とりわけ関心を引いた言葉(単語)、面白いと思った形容や比喩、特徴的な表記の仕方、自分も使ってみたい言葉を、書き写したページの隅に、別に抜き出してください。

使いたい言葉をコレクションする。

いわば「My名文」のなかの「言葉コレクション」です。
罫線入りのノートなら、罫線の外側の空欄などが向いています。

メモ帳をもって街に出よう

アナログな手帳やノートからスマホ、タブレット端末まで、手段はいくらでもあります。それらをメモを取るための「メモ帳」と総称すれば、大事なのは、考えたこと、見つけたことをすばやく書きとめるメモ帳をいつも身につけることです。
(中略)
メモの具体的な使い方は次のようになります。

①アイデアやモチーフを思いついたら、できるだけその場でメモする。
②思いつくたびに書き込みをして、内容を増やす。
③文章を書く前には必ずメモ帳を開いて、自分の着想を確認する。
④メモの内容を取捨選択したり、並べ替えたりして作品の構成を検討する。

回りくどいようですが、これが着実に書ける、いちばん合理的なプロセスなのです。
(中略)
慣れてくればメモなど取らずに一気に書けるようになるかもしれませんが、そうなってもどうかメモをおろそかにしないでください。
もうひとつ大事なことは、メモを保存しておくことです。

⑤どんな断片や書きかけのメモも、大切に保存する。

推敲しよう

文体をつくるのに不可欠なのは、自分の文章を合格点が出せるまで手直ししつづける推敲です。文体とは、この推敲の作業を通して生まれていくものです。

推敲とは、文章を自分の「作品」に仕上げること。

感想

テクニックや型云々といった文章術系の本ではなく、「文章ってこんな感じで良いんだよ」と「文章を書く」ということに対する考え方、書くことの素晴らしさが伝わる内容だった。

著者は「書くということ」は「新しい自分をつくる」こと、と定義している。

ずっと漠然と「書きたい」という思いがあったのは、要するに「新しい自分をつくりたい」と思っているということなのかもしれない。

「My名文」を書き写す、というのは是非やってみよう。
書けない人はまずは写すとこからスタートすればいい。

クリスマスプレゼントに嫁さんからほぼ日手帳を買ってもらったが、そこにに毎日気になった分を書き写すといいかもしれない。

「ハードボイルド」がボロボロ崩れる堅ゆで卵という意味だったのは知らなかった。
早速、手帳にメモっておこう。

本書では色々な作家の文章が紹介されているが、あえて、こんなことを書いても大丈夫なのか?とドキッとするような文章が多かった。

なかでも谷川俊太郎の「母の恋文」より、お母さんが書いた文章が紹介されているが、これは本当に公開して良かったんだろうか。

なんて生々しく、純粋な文章だろう。
この文章が読めるだけでも本書を買う価値がある。

でもきっと天国で激怒している気がするので、やっぱりあまり読まないであげて欲しい。

町田康の文章は一瞬で分かった。
「立派な文章」ではなく、「自分らしい文章」を目指す。

なるほど、まさに町田康らしい文章だ。

自分らしい文章なんてまだまだ書けそうもないけど、ちょっとずつ自分をつくっていこう。

書き方が分からない人というよりも、どんなことを書いていいのか分からない人は凄く参考になると思う。

読後は「書きたい」という思いがさらに強まった。

「書くことは新しい自分を作ること」

2016年は「書く」年にしたい。

<再読レベル>
★★★★

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読書,マラソン,サッカー,音楽を愛する2児のパパです

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