2016/08/20

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概要
本書は、いま広告業界でオファーが絶えない気鋭のコピーライターが、
自身のハイパフォーマンスを支えている「メモ書き」について解説したもの。
著者は、この「メモ書き」で常時、数十もの案件を同時並行で進め、
期待以上の結果を出し続けている。「型」となるのは、以下の3ポイント
・情報をシンプルにまとめて整理する「まとメモ」
・クリエイティブ発想を引き出す「つくメモ」
・人に伝えて心を動かす「つたメモ」この3ポイントを中心に、著者の実際の「メモ」を交えながら、
打ち合わせをしているとき、ひとりアイデアや考えをまとめているとき、
誰かに説明・説得するとき、メモに何を書けばいいのか?を解説する。また、この本では、著者と親交のある「メモの達人」である
作家・伊坂幸太郎氏との対談も掲載。
(Amazonより引用)
ポイント
忘れている自分に、教えるメモ
メモの本当の効果とは何か?
それは「考えるきっかけ」をつくることです。
「はじめに」でも触れたように、技術を使わず、結果や情報だけを書き残したメモは、時間が経つと腐り、何が書いてあるか理解できないメモになってしまいます。
だからこそ、時間が経っても腐らないメモになるように、あらかじめ「後で見返す自分がわかるように」書いておくべきなのです。
未来メモをはじめよう
脳からノートへ
今や、人が持て余すほど膨大な情報を扱わないといけない時代。
だからこそ脳だけに頼らず、ノートにメモして脳を動かすきっかけにする。
コンピューター内では収まらない量の情報を、外部のハードディスクに記憶して、必要なときに取り出して使うように、脳の外部に、いつでも取り出せる情報を蓄積しておく。
それが「未来メモ」。
未来メモは情報が溢れるこれからの時代にこそ必要な技術なのです。
すごい仕事のための「3つの未来メモ」
未来メモ1「まとメモ」。
情報をシンプルにまとめて、仕事を効率化するメソッド未来メモ2「つくメモ」。
メモを使って、アイデアをざくざく生むメソッド
未来メモ3「つたメモ」。
メモを使って、大切なことを伝えるメソッド。
感想
評価がかなり良かったので、溜まっている積読本たちを差し置いて衝動買いして読んでみた。
ちょっと期待が高過ぎたか、というのが正直な感想。
いや、内容が悪いというわけではない。
恐らく、今勤めてる職種によって感想は大きく異なる。
私の場合、残念ながら今の仕事に活かせそうと思う箇所があまり見つからなかった。
「合わなかった」、という表現が的確かもしれない。
仕事よりも読書メモやブログで活かせそう、と思う箇所の方が多かった。
商品企画やコピーライターといった新しいアイデアを産む必要がある仕事をしてる人には凄く参考になると思う。
伊坂幸太郎氏との対談はとても興味深く、面白かった。
手を動かしたり、体を動かすのが大事で、なんだかんだでやっぱりメモは手書きがベストなんだな。
<再読レベル>
★★★